食育用語辞典

食育用語とは

 食育用語は、食育(しょくいく)に関連する言葉や概念を指します。
 食育は、食事の重要性や食品の選択、調理方法、栄養バランスなどについての知識や理解を促進し、健康的な食習慣を身につけることを目指す教育の一環です。身近な用語として知って頂き、地域やご家庭及び教育等にご活用してみて下さい。知っているようで忘れかけている事が多いようです。以下にいくつかの食育用語の例を挙げます。

  1. 栄養バランス:様々な栄養素を適切な割合で摂取することで、健康を維持するための食事のバランスのことを指します。

  2. 食事バランスガイド:国や地域ごとに策定された、健康的な食事のための目安となる指針です。食事のバランスを示し、各栄養素の適切な摂取量を示しています。

  3. 5大栄養素:炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルの5つの栄養素のことです。これらの栄養素をバランスよく摂ることが重要です。

  4. 三大栄養素:炭水化物、脂質、タンパク質の3つの栄養素のことです。これらの栄養素は、エネルギー源や体の構成要素として重要です。

  5. 食物繊維:主に野菜、果物、穀物などに含まれる成分で、腸の働きを促進し、便通を良くするなどの効果があります。

  6. 保存料:食品の鮮度を保つために添加される物質で、食品の品質や安全性を保つために使用されます。

  7. 産地直送:生産地から直接消費者に食品が届けられる仕組みで、新鮮で地産地消を促進することができます。

食育用語集の活用:食の関心を身近に

 食育用語集の活用
 食育を身近に置く理由はいくつかあります。

  1. 健康促進: 食育は健康的な食習慣を身につけるための教育です。適切な栄養摂取や食事のバランスを理解し、健康を維持するために必要な情報やスキルを身につけることができます。

  2. 疾病予防: 適切な食事習慣は、慢性疾患や生活習慣病の予防に重要です。食育によって、栄養バランスや食品の選択、調理方法などを学ぶことで、疾病リスクを低減することができます。

  3. 栄養教育: 食育は栄養に関する知識や理解を深める機会を提供します。栄養バランスや五大栄養素、食物繊維などの概念を学ぶことで、健康的な食事選択の基準を身につけることができます。

  4. 食品安全意識: 食育は食品の安全性についても重要な役割を果たします。食品の選び方や調理方法、食品添加物や保存料の理解などを通じて、安全な食品の選択と消費者としての意識を高めることができます。

  5. 持続可能な食文化: 食育は持続可能な食文化の形成にも寄与します。食の起源や食品の産地、地産地消の意識などを通じて、環境への配慮や地域の活性化を促すことができます。

  6. 家族やコミュニティの絆: 食事は人とのつながりを深める機会です。食育を身近に置くことで、家族やコミュニティでの食事の重要性や喜びを共有し、食事を通じたコミュニケーションや絆を築くことができます。

食育を身近に置くことで、個人や社会全体の健康と幸福に寄与することが期待されます。

 食育用語集は、海の食育プロジェクトの記事等で使用されている食育に関する用語の解説集です。食育に関する記事の中にもリンクがあり用語に対する疑問が発生した場合は内容を確認いただけます。